4.チタン耐食性の対比
チタンの耐食性については、以下の特徴があります。
(1)無機酸
硝酸・クローム酸等の酸化性薬品には、従来の耐食材料では
耐え得ない耐食性があります。高温度・高濃度の場合でもきわめて
優れた耐食性があります。
又、Fe/CUのような金属イオンが溶液中にあり場合でも、
腐食されません。
(2)アルカリ
苛性ソーダ、水酸化カルシウム・その他のアルカリ溶液には、
高温・高濃度においても、優れた耐食性を示します.
ステンレスに見られるような穴職腐食の心配もありません.
(3)塩化物
チタンに匹敵する材料が無いくらい、格段に優れています。
特に海水に対しては、白金・金・銀に次いで耐食性を有する
最良の材料です。
(4)各種ガス
湿った塩素ガス・亜硫酸ガス・硫化水素ガス党には、
優れた耐食性を示しますが、乾いた塩素ガスには、
室温でも激しく反応し、四塩化チタンを生じますので、
水分を添加する必要があります。
(5)有機酸
酢酸・テレフタール酸その他ほとんどの有機酸には、
優れた耐食性があります。
各々の腐食媒体に対しての耐食性は次の表のとおりです。

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